【家庭菜園】市民農園を借りて野菜の栽培を始めるための4ステップ!
前回の記事では、作りたい野菜と世話できる頻度を決めるヒントを紹介しました。
今回は、いよいよ自分にピッタリな市民農園を探すステップです。
よし!自家製野菜を作るために、市民農園を借りるぞ!
でも、どうやって自分にピッタリな市民農園を見つけられるのかな?
- 新しく市民農園を借りて、家庭菜園を始めたい方に!
- プランター栽培からレベルアップして、市民農園を借りたい方に!
最後までご覧いただき、自分にピッタリな市民農園を見つけるヒントにしてください!
市民農園を借りて野菜の栽培を始めるための4ステップ
1.市民農園を探す
まずは市民農園を探すことが第1ステップです。
市民農園は、全国に4,000か所以上存在し、その数は年々増加傾向にあります。
平成4年に約700か所だったので、実に5倍以上に増加していますね!
数ある市民農園の中から、自分にピッタリな農園を見つける方法は、主に次の2つです。
- 地元自治体のホームページで検索する
- 農林水産省のホームページにある「全国市民農園リスト」から探す
①地元自治体のホームページで検索する
市民農園は、法律(都市農地の賃借の円滑化に関する法律-平成30年施行-)によって、いろいろと運営のルールが定められています。
そのルールでは、市民農園の運営計画や承認などは、市区町村長が認定することになっています。
そのため、皆さんのお住いの市区町村の役所・役場には、市民農園の情報が整備されています。
②農林水産省のホームページにある「全国市民農園リスト」から探す
法律によって、市民農園の運営は制度化され、管理されています。
そのため、農林水産省のHPにも、市民農園解説者から了承を得た「全国市民農園リスト」が掲載されています。
このリストには、平成31年3月(平成30年度)時点の全国約2,700か所の市民農園が一覧で確認できます。
農林水産省のHPのリンクを貼っておきますので、ご興味があれば確認してください。
https://www.maff.go.jp/j/nousin/kouryu/tosi_nougyo/index.html
2.市民農園の管理者に連絡し、実際に見学する
リストに掲載されていない市民応援を含めると、全国には4,000か所以上の市民農園が登録されています。
条件にある市民応援を見つけ、利用状況を確認したら、管理者に連絡をとりましょう。
市民農園といっても運営方法は様々です。
一度、現地を見学することをオススメします。
3.市民農園のルールをよく確認する
市民農園を見学することになり、現地に訪問する際は次の4つの点をよく確認しましょう。
- アドバイザーは、いるか?
- 設置施設は何があるのか?
- 化学肥料や農薬は使えるのか?
- 契約したい区画を以前利用していた人は、いつまで野菜を育てていたのか?
①アドバイザーは、いるか?
【アドバイザーがいる場合】
- 困ったら相談に乗ってくれるので、初心者でも安心して野菜を育てられます。
- しかし、利用料金が高くなる傾向があります。
【アドバイザーがいない場合】
- 自分自身で野菜を育てます。
- アドバイザーがいない分、利用料金が安い傾向があります。
- 苦労して収穫した野菜は格別ですが、失敗することもあります。
- 相談できる同じ市民農園利用者がいるとGood!
②設置施設は何があるのか?
現地の見学する際は、市民農園のインフラを確認しましょう。
例えば・・・
- 駐車場の有無
- 公衆トイレの有無
- 給水施設の有無
- 農機具の収容倉庫の有無
無くても工夫すれば、問題なく野菜を栽培できますが、あったら安心して過ごせます。
私が借りている市民農園は、駐車場と給水施設のみ。
道具や肥料はすべて自分で準備します。
また、トイレも無いので、近くのコンビニを利用しています。
③化学肥料や農薬は使えるのか?
農薬は自分だけでなく周りの野菜にも影響を与えるため、農薬の使用を禁止している市民農園が多いと思います。
中には、化学肥料の使用も禁止されていて、完全有機栽培・無農薬栽培限定の市民農園もあります。
何が使えて、何が使えないのか?事前によく確認しましょう!
④契約したい区画を以前利用していた人は、いつまで野菜を育てていたのか?
1年以上野菜を育てていない畑は、カチコチに土が固まっていることがあります。
こういった長期間野菜を育てらていない区画の場合、市民農園を借りた後は、まず土づくりから始めることになります。
市民農園を借りた直後から野菜をすぐに育てたい人は、これまでの区画の状態を確認しましょう。
4.市民農園の管理者と利用契約を結ぶ
現地確認や利用料金をチャックし、家庭菜園を続けられそうなら、申し込みに移りましょう。
市民農園の利用規約をよく確認することをお忘れなく!
なお、市民農園の利用開始時期は、3~4月が多く数か月前から募集を開始しているところもあり、市民農園の運営によって、いろいろな募集形式があります。
人気の高い市民農園では、多くの場合、審査または抽選があります。
事前に問い合わせるなど、早めに情報を集め、行動しましょう!
無事に契約か完了したら、市民農園を利用できるようになります。
市民農園で家庭菜園を楽しむ準備ができました!
まとめ
最近は市民農園は人気が高く、空きを待つ人もたくさんいます。
特に都心部の市民農園は競争率が高いと聞きます。
今回は、そんな人向けに市民農園を探すコツを紹介しました。
- 新しく市民農園を借りて、家庭菜園を始めたい方に!
- プランター栽培からレベルアップして、市民農園を借りたい方に!
幸い、私たちが利用している市民農園は抽選も無ければ、満員でもないところでした。
そのため、契約翌日から利用することができました。
しかし、借り手がつかず2年間くらい、放置されていた区画でしたので、はっきり言って訳あり区画でした(笑)
もちろん、事前に説明を受けて、承知の上で契約しましたよ!
今後は、その訳あり区画との格闘の日々も随時、このブログで紹介していきますね。
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