【薬に頼らない!】太陽熱消毒で土を元気にリフレッシュさせよう!
こんにちは! マメ助です。(Twitter@2020mamesukeFP)
今回は、薬に頼らず連作障害や、雑草の種を不活化させる方法を紹介します!
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「太陽熱消毒」は、太陽熱で土を消毒する方法です。
薬を使わない貸農園や完全有機栽培を実践している方に、土を元気にリフレッシュさせる方法です。
最後までご覧いただき、家庭菜園のヒントにしていただければ幸いです。
太陽熱消毒って何?
太陽熱消毒とは、その名のとおり「太陽熱」で土を消毒して、土壌中の病原体や雑草の種子を不活化させる消毒方法です。
これから紹介する「太陽熱消毒」は、農薬を使わない方法だから貸農園や完全有機栽培にチャレンジしている人にピッタリです!
なぜ太陽熱消毒が必要なの?
太陽熱消毒をする前の土壌には、病原体や雑草の種子が存在しています。
連作障害や疫病で野菜がダメージを受けた場合、次に育てる野菜にも悪影響が出やすい環境になっています。
農薬で病原体を消毒する方法が一般的ですが、貸農園や完全有機栽培では農薬は使えません!
でも、消毒しなくちゃ次の野菜を育てられないよね?
そんな時に重宝するのが、今回紹介する太陽熱消毒です。
太陽熱消毒をすることで、土壌中の病原体や雑草の種子は、太陽の熱で不活化させることができます。
では、実際に太陽熱消毒の方法を紹介していきます。
太陽熱消毒の方法(3ステップ)
ステップ1:ベストの季節は夏(7月~8月)
太陽熱消毒の準備です。
太陽の熱で消毒するので、最も太陽光が大地に降り注ぐ夏(7~8月)に実施します。
まずは、太陽熱消毒をする畑を綺麗に整備しましょう。
取り除いた雑草は、土壌に埋めていいですよ。
ステップ2:畑を耕す
次は、土を耕します。
このとき、一緒にたい肥や元肥を施します。
また、土が乾燥している場合は水を散布して湿らせておくと、太陽熱消毒の効果がよりパワーアップします。
太陽熱消毒後は、すぐに秋野菜を植え付けることができるので、あらかじめ元肥を施すと手間が省けます。
微生物の働きを活発にさせるために、米ぬかやフスマを混ぜてもグッドです。
ステップ3:透明マルチを張ります
畑を整備して、元肥と一緒に耕し、水を散布したら、最後に市販の透明マルチを張ります。
この透明マルチは保温効果があるので、太陽熱消毒には必須のアイテムです。
畑の畝幅に合わせて透明マルチを張ります。
透明マルチは、ホームセンターで購入できます。
風で飛ばされないように、マルチの端をしっかり踏んで土を被せましょう!
完成した状態がこちら!
これで、太陽熱消毒の準備は完了です^^
あとは、最も暑い7月~8月の1か月間放置すれば、太陽熱でかってに消毒されます。
透明マルチを張れば、土壌中の地熱はだいたい50℃くらいにまで上がるそうです。
この高温環境で、病原体や雑草の種子が不活化します。
太陽熱消毒は地表に近いほど効果が高いので、消毒が終わったら耕さずに秋野菜を植え付けましょう!
まとめ
いかがでしたか?
薬を使わない貸農園や完全有機栽培を実践している方に、土を元気にリフレッシュさせる方法を紹介しました。
「太陽熱消毒」は、自然の力を利用した簡単な消毒方法です。
連作障害や疫病が発生した場合、また土をリフレッシュさせたいときは有効利用しましょう!
冬場の寒起こしと同じく、農薬を使わずに、畑をリフレッシュさせる方法です。
ぜひ皆さんも夏場に「太陽熱消毒」を行って、秋野菜を楽しく育てましょう!!
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