【家庭菜園】(継続こそ力なり!)美味しい野菜づくりは土づくりから!
こんにちは! マメ助です。(Twitter@2020mamesukeFP)
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市民農園を見つけ、野菜をづくりを始めるのは楽しみですね!
でもその前に、野菜づくりには避けて通れない、土づくりについて、今回は解説していきます。
土つくりはこの4ステップ!
1.耕す(ふかふかの土にする)
2.石灰(カキ殻石灰)で酸度を中和する
3.堆肥を入れて、また耕す。
4.畝を立てる
最後までご覧いただき、家庭菜園のヒントにしていただければ幸いです。
1.耕す(ふかふかの土にする)
タイミングは野菜を植える3週間前が目安!
土つくりを始めるタイミングは、野菜を植える3週間前が目安です。
微生物が有機物を分解して、野菜に適した土になるまで3週間程度時間がかかるからです。
耕すためには、クワでしっかり掘り起こします。
固まっている畑の場合は、まず剣先スコップで30cmほど土をひっくり返しましょう!
クワの使い方
×クワは振り上げない
〇膝の高さくらいで自然に落とすイメージ
〇後退しながら耕す
〇疲れたら休む(←重要)
耕した後の畑
しっかりふかふかの土になっていますよ!
2.石灰(カキ殻石灰)で酸度を中和する
なぜ必要??
雨の多い日本では、土の中のカルシウムが流されて自然と酸性になっていきます。
多くの野菜は、酸性の土ではうまく育たないため、石灰を混ぜて酸度を調整します。
マメ助家の貸農園では、有機栽培を実践しているので、カキ殻石灰という有機石灰を混ぜています。
なお、土の酸度測定には、デジタル土壌酸度測定機が便利です。
ネットショップでも簡単に手に入るので、長く家庭菜園を続けるなら必要なツールです。
土づくりをする上で、土壌のpHを把握するために、ぜひ揃えておきたい家庭菜園の道具です!
もちろん、私もネットショップで購入しましたよ。
土の酸度を計測する機械はこちら↓
酸度調整の目安
酸度pHを1下げる(アルカリにする)ためには、
カキ殻石灰を1㎡あたり130g散布します。
うすーく白くなる程度ですね。
マメ助家の貸農園は、約20㎡なので約2.6kg撒きました。
3.堆肥を入れて、また耕す。
カキ殻石灰を散布したら次は、堆肥・肥料をばらまいて再度土を耕します。
(元肥(もとごえ)を施すと言います。)
堆肥と肥料の違いは?
・堆肥:野菜がのびのび根っこを伸ばすための環境を整えます。
・肥料:野菜がぐんぐん大きくなるための栄養素です。
堆肥と肥料は何を使えばいいの?
マメ助オススメ堆肥は、ホームセンターなどで売っている牛フン堆肥とバーク堆肥です。
土づくりの強い味方「牛ふん」
肥料の定番「骨粉入りのナタネ油粕」
また肥料は、骨粉入りのナタネ油粕です。
堆肥は多少混ぜすぎても大きな問題になりにくいですね。
肥料は、入れすぎると悪影響が出ることもあるので、注意してください。
私は有機肥料が好きなので、基本的に有機肥料で野菜を育てます。
堆肥量の目安
1㎡あたり次の量を混ぜます。
- 牛ふん堆肥:2kg/㎡
- バーク堆肥:0.5kg/㎡
- ナタネ油粕:0.20g/㎡
牛ふん堆肥はかなり入れるんだね。1㎡あたり2kg。。
あとは、クワで混ぜ合わせます。
こうすると栄養たっぷりのふかふかな土が完成します!
4.畝(うね)を立てる
畝とは、野菜を植える場所です。
地面よりも10cmほど高くすることで、水はけがよくなります。
(特にもともと水田だった貸農園では、必須の作業です。)
最も一般的な平畝(ひらうね)を作りましょう。
平畝の立て方
【方法】
・日当たりを重視して、南北方向に長い畝を立てます。
・貸農園では、幅1mの幅広い畝を2列立てると、たくさん野菜が作れます。
・周囲の土をクワ拾って、畝立てるところに山盛りにしていきます。
・山盛りにしたら平らにします。(完成!)
畝を立てた後の畑の様子
あとは、2~3週間したら野菜を植えましょう♪
まとめ
いかがでしたか?
土づくりの4ステップを紹介しました!
【土つくりの4ステップ】
1.耕す(ふかふかの土にする)
2.石灰(カキ殻石灰)で酸度を中和する
3.堆肥を入れて、また耕す。
4.畝を立てる
美味しい野菜づくりは、土づくりです。
まずは、その第一歩がスタートしましたね。
また、なかなかうまく野菜を作れなくても、土づくりを地道に続けることが成功につながります。
ぜひ2年、3年と根気強く土づくりを続けてください。
この記事が皆さんの家庭菜園のお役に立てば幸いです!
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