【投資の結論】最もシンプルで賢い投資(読書感想)
こんにちは! マメ助です。(Twitter@2020mamesukeFP)
書籍「金融のプロが実はやっている 最もシンプルで賢い投資の結論」を紹介します!
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資産形成の最も大きな目的の一つは、退職後の生活費(老後資金)への備えです。
皆さんも老後2,000万円問題という言葉を聞いたことがあると思います。
人生100年時代、長く生きる可能性が高い時代だからこそ、老後資金の準備の成否は、文字どおり”死活問題”です
でも、長年金融業界で勤務されていた著者(北川氏)のような金融のプロも行っている個人の資産形成方法は、シンプルで誰もができます。
その資産形成方法は、
「まとまった資金がなくても」、「投資の知識もなくても」実行できるうえに、
最終的に「投資で損をする」可能性は極めて低く、
「有価証券の購入」も自動で引き落としで特に意識しなくても継続できるものです。
本書は、その方法をシンプルに提案しています。今回の記事では、その内容を紹介しつつ、我が家で行っている資産形成方法もあわせてお伝えしていきます。
最後までご覧いただき、資産運用のヒントにしていただければ幸いです。
普通の人が、資産形成する際のポイントはコレだけ!
著者:北川氏が推奨する資産形成のポイントは、次の7つです。
- 無理のない金額を、
- 自動引き落としによる毎月積立で、
- 分散が効き、長期投資が可能な商品から、
- 途中で分配金を受け取ることなく、
- 手数料の安い商品を選び、
- 税制メリットを最大限活用しつつ、
- なるべく早く投資を始める
具体的な内容は本書で確認してくださいね!
本書の方法に限らず、「最適なお金の運用の方法」は、「すべての人が同じような方法」に落ち着きます。
「すべての人が同じような方法」 とは、自動積立投資(②)による”低コスト”のインデックス・ファンドを活用した国際分散投資(③・④・⑤)であり、つみたてNISAとiDeCoの税制優遇枠(⑥)をフル活用することです。
「人によって異なる部分」は、①の「拠出する金額」と、⑦の「積み立て始めた期間(運用期間)」です。
②から⑥は、プロでも素人でも同じ方法・同じ商品で問題ありません。
皆さんが考えて、各自で決めることは「①拠出する金額」と「⑦始めるタイミング」です。
マメ助家では、どうやっている?
我が家は、夫婦共働き世帯(2020年に結婚)で、今は夫婦2人暮らしです。
そのため、現役時代(資産形成期)の中でも「今が一番のお金の貯め時」と判断し、”全力で”積立投資を行っています。
夫の収入の範囲内で生活して、妻の収入は全て貯蓄!
夫婦2人分の”つみたてNISAとiDeCo”枠をフル活用しています。
株式市場の環境が良くても悪くても、 自動積立投資(②)による”低コスト”のインデックス・ファンドを活用した国際分散投資「=全世界株式インデックス・ファンド」(③・④・⑤)を、税制優遇枠(⑥)の最大限まで愚直に、積み立てています。
どんな商品を積み立てているか気になる方は次の記事を確認してくださいね!
著者がオススメしている長期投資に向いている商品はコレ!
著者が推奨して、著者自身も積立投資している投資商品は、「8資産均等型のバランスファンド」です。
この商品は、伝統的な資産クラスである「株式・債券」の国内外(国内、先進国、新興国)の6種と、「不動産投資信託(REIT)」の国内と先進国の2種の合計8資産を均等(12.5%)に組み合わせた商品です。
「8資産均等型のバランスファンド」 の賛否については、意見が分かれるところですね。
本書でも、 「8資産均等型のバランスファンド」 のメリット・デメリットをしっかり解説していますよ!
ちなみに個人的には、債券と日本が占める割合が高く、魅力的には感じていないので、我が家では購入していません。
少額でも、とにかく早く始めるの一番重要です。
筆者が推奨する資産形成方法は、
「まとまった資金がなくても」、「投資の知識もなくても」実行できるうえ、
最終的に「投資で損をする」可能性は極めて低く、
「有価証券の購入」も自動で引き落としで特に意識しなくても継続できるものです。
ポイントは、次の7つです。
- 無理のない金額を、
- 自動引き落としによる毎月積立で、
- 分散が効き、長期投資が可能な商品から、
- 途中で分配金を受け取ることなく、
- 手数料の安い商品を選び、
- 税制メリットを最大限活用しつつ、
- なるべく早く投資を始める
「人によって異なる部分」は、①の「拠出する金額」と、⑦の「積み立て始めた期間(運用期間)」です。
そして、一番重要なことは「とにかく早く始める」ことです。
資産形成の成否に大きな影響を与えるのが、「どれだけ時間をかけたか?」という”資産形成の長さ”です。
⑦「なるべく早く投資を始める」点は、著者も念押ししています。
私もまったく同感です!
これから投資を始めようと思っている人、すでに始めているけどイマイチ自信がない人、もう一度基本を確認したい人、すべての人におススメの一冊です!
ぜひ一度、手に取ってみてくださいね!
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株式投資には高いリスクがつきものです。自分の投資対象がどれくらいのリスクになるのか、簡単に計算できる方法はこちらの記事を確認してください。
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