【次は何をすればいい?】市民農園を借りたあとに最優先すべきたった一つの行動!
前回の記事では、市民農園の見つけかたについて解説しました。
【家庭菜園】市民農園を借りて野菜の栽培を始めるための4ステップ!(クリックでジャンプします。)
いざ、市民農園を借りたけど、次は何をすればいいの?
耕して、野菜を植えればいいのかな??
今回は、そんなAさんの疑問に答える内容で本記事を紹介します。
市民農園を借りたあとに最優先すべきは、たった一つの行動だけです。
最後までご覧いただき、家庭菜園のヒントにしていただければ幸いです。
新しく貸農園を借りたら、まず土起こし!
新しく市民農園を借りた後は、おそらく更地になっていると思います。
野菜を植える前に、耕すことを思いつくかもしれません。
しかし、新しく市民農園を契約したら、まずすべきことは、単に耕すのではなく、土起こしです。
土起こしと耕すって何が違うの?
土起こしとは?
土起こしとは、天地返しとも言います。
天地返しは、20cmくらいの深さまで土を掘り起こして、地表部分と地中部分の土の場所をひっくり返すことを言います。
単に耕すと違うのは、地中深くまでしっかりと土をひっくり返すかどうかです。
土起こしで地中部分の土をひっくり返すことで、野菜の根が地中深くまで伸びることができ、1年目からしっかり野菜が育つ土壌が出来上がります。
天地返しは大変な作業だけど、市民農園を借りてすぐにすれば、1年目から大きく野菜が育ちやすくなりますよ。
「野菜づくりは、土づくり!」野菜を育てるまでの準備にどれだけ手間をかけられるかで決まります。
いざ、実践!土起こしの方法
写真1は、我が家が実際に新しく契約した直後の市民農園の1区画の写真です。
うわぁ・・・
畑が更地で、いかにも固そうな地面だね。。
こういった固い畑の表面をいくら耕しても、地中部分が固く締まっているため、野菜の根伸びず、野菜は大きく成長できません。
こういった畑こそ、野菜を育てる前にしっかり土起こしが必要です。
土起こしに必要な道具
体力に自信がある方は、剣先型シャベル1本あれば、土起こしは可能です。
しかし、人力で土起こしをすることはできますが、大変な労力が必要です。
写真2は、実際にシャベル1本で土起こしをした直後の写真です。
区画の半分を人力で土起こししただけで、クタクタ。。
諦めて耕運機を使うことにしました(笑)
耕運機は、家庭菜園用の小型耕運機で十分な能力があります。価格も手ごろなので、本格的に家庭菜園を始める方は、1台持っておくと何かと便利ですよ!
100V電源コンセントがあるところなら「電気式耕運機」でもいいですが、私たちが借りている市民農園では、電源コンセントはありませんので「エンジン式耕運機」を使用しています。
ガソリン式の耕運機はパワー抜群!少々広くても十分に使えます。
「ちょっと価格が・・・」という人には、充電式のミニ耕運機がオススメです。
なお、シャベルや耕運機はホームセンターでも販売していますが、ネット通販でも取り扱いがあるので参考までにリンクを掲載しておきます。
耕運機はめちゃくちゃ便利です。価格も手ごろですので、長く家庭菜園を続ける方は、1台持っていても損はしません。
土起こしをした後は?
(写真3)のように、土起こしを完了したら、次は畝(うね)たてをするために、「たい肥」と「かき殻石灰」を散布します。
※「かき殻石灰」でなくても、「苦土石灰」でもOKです。
具体的に畝(うね)たて方法や「たい肥」などの散布量を計算する方法は、過去記事を確認してくださいね。
【家庭菜園】(継続こそ力なり!)美味しい野菜づくりは土づくりから!(クリックでジャンプします。)
まとめ
この記事では、市民農園を借りたあとに最優先すべきは、たった一つの行動について紹介しました。
→ 土起こし!
土起こしで地中部分の土をひっくり返すことで、野菜の根が地中深くまで伸びることができ、1年目からしっかり野菜が育つ土壌が出来上がります。
天地返しは大変な作業だけど、市民農園を借りてすぐにすれば、1年目から大きく野菜が育ちやすくなりますよ。
「野菜づくりは、土づくり!」野菜を育てるまでの準備にどれだけ手間をかけられるかで決まります。
家庭菜園用の小型耕運機も手軽に購入できるので、しっかりと準備して楽しく自家製野菜づくりを行いたいですね!
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