【資産形成】投資するなら「ネット証券×つみたてNISA×クレカ積立」がスタンダード・コース
婦人向け雑誌”サンキュ!”で次のような記事が公開されています。
はじめての投資は「クレジットカード積立投資」か「ロボットアドバイザー投資」がよい!? お金の専門家が解説🔗
LINE NEWSサイトより引用
「老後2,000万円問題」、「教育資金」、「住宅資金」など、多くの人にとってお金にまつわる心配事は尽きることはありませんね。
最近は、コロナ禍の影響で自宅で過ごす時間も増えたため、インフルエンサーやメディアの影響で投資を始めようと考えている人も多いはず。
投資などの金融サービスでは、同じ効果を得るなら少しでもお得な方を選ぶのが正解!
例えば、「手数料が相対的に安い方を選ぶ」、「ポイント還元率が相対的に高い方を選ぶ」などですね。
今回は、上記の記事でも紹介のあったクレジットカード積立(以下、クレカ積立)とロボアドバイザーについて、我が家の考えていることや実行していることを中心に紹介していきます。
この記事で分かること
- 我が家では、「楽天証券×楽天カード」、「SBI証券×三井住友カード」の2つのポイントサービスでクレカ積立を実行しています。
- 「ロボアド投資」は利用手数料が割高で、資産形成には不利と考えています。
- 個人の資産形成は、「クレカ積立 × 全世界株式インデックス・ファンド」で十分対応可能。
これから資産形成・資産運用を始める方も、すでに始めている方も、最後までご覧いただき、資産運用のヒントにしていただければ幸いです。
我が家では「楽天証券×楽天カード」と「SBI証券× 三井住友カード」 の2つのクレカ積立サービスを利用
「クレカ積立」は、その名のとおりクレジットカードで投資信託を積立投資することです。
クレジットカードで決済するので、決済額に応じて毎月ポイントが貯まるのが特徴ですね。
記事によれば、クレジットカード会社と証券会社が組んでサービスを提供しているため、「楽天証券×楽天カード」「SBI証券×三井住友カード」「tsumiki証券×エポスカード」「スマートプラス×セゾンカードまたはUCカード」など、証券会社によって使えるクレジットカードが指定されています。
このうち我が家では、 「楽天証券×楽天カード(夫婦2人分)」「SBI証券×三井住友カード(夫のみ)」 を利用しています。
特に 「楽天証券×楽天カード×つみたてNISA」を夫婦2人分(合計10万円)を積立投資しています。正直、1種類のクレカ積立サービスでも、十分資産形成できますね。
我が家で利用している「楽天証券×楽天カード」「SBI証券×三井住友カード」のポイント還元率は次のとおりです。
「楽天証券×楽天カード」
我が家のメイン口座、「楽天証券」では以下の特典を得られます。
- 投資信託の積立の引落方法としてクレジットカード決済が可能(毎月5万円まで)
- 毎月の積立額に楽天ポイントを利用可能。
- 決済額に応じて、楽天カードより楽天ポイントが付与(還元率:1%)
我が家は夫婦2人で満額利用しているので、それだけで月10万円も積立投資をしています!
これだけで十分な資産形成になりますね。
ポイント還元率が1%なので、低コストのインデックス・ファンドを信託報酬がタダになるどころか、信託報酬分以上にポイントをゲットできます。お得ですね。
公式サイトはこちら↓(楽天カードクレジット決済)
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/rfund/guide/creditcard.html
「SBI証券×三井住友カード」
我が家のサブ口座、「SBI証券」では以下の特典を得られます。
- 投資信託の積立の引落方法としてクレジットカード決済が可能(毎月5万円まで)
- 決済額に応じて、三井住友カードよりVポイントが付与(還元率:0.5%)
- 今後、Vポイントを使ったポイント投資も可能に。(2022年に導入予定)
通常のクレジットカードでは、Vポイントの還元率0.5%ですね。今後、SBI証券で、Vポイントを利用したとポイント投資も実装予定なので、少しづつ貯めるのもありですね。
公式サイトはこちら↓(三井住友カードつみたて投資)
https://www.smbc-card.com/mem/for_sbi/tsumitate/index.jsp
他にも、クレカ積立でポイントをゲットできるサービスがありますが、正直ポイント目当てというより、ポイント還元はおまけみたいなものです。
我が家は、集中的に貯めるポイントを「楽天ポイント」にしているので、クレカ積立は満額拠出をしていますが、SBI証券のクレカ積立は満額拠出していません。
ついでに利用している、そんな感じです。
月に何十万円も拠出できるご家庭は、しっかりクレカ積立を利用すると良いと思いますが、1種類のクレカ積立の満額利用でも十分資産形成できます。
「ロボアド投資」は利用手数料が割高なので使いません。
最近、テレビCMでも露出が増えた印象を受けている「ロボットアドバイザー投資」。手軽で簡単、初心者でも無理なく続けられる謳い文句で運用額が大きく伸びていますね。
主な特徴は次のとおり。
- AIが、個人投資家のリスク許容度に合わせて自動でポートフォリオを組んでくれる。
- 選んだポートフォリオを自動でリバランスしてくれる。
- 毎月積立投資するだけで、ほったらかしが可能。
私も気になって、無料診断してもらいました。
リスク許容度は5/5。最もリスクが取れる属性です。
(図1)を見ると個人でも買える米国ETFを組み合わせていることが分かります。
これを自動的にリバランスしてくれるのは良い点だとも思いますが、最も気になった点が利用手数料。
預かり資産の1%(年率、税込1.1%)かかります。
これ、むちゃくちゃ割高な利用手数料です。
【VTI】【VEA】【VWO】の3つの組み合わせは、まさに全世界株式インデックス・ファンド1本買うこととほぼ同じ。
債券やゴールド、不動産(REIT)が欲しければ、自分で少し買い足せばOK!
そしてリバランスに関しても全世界株式インデックス・ファンドを買っていれば、ほぼ不要なので、わざわざ割高な手数料(1%)を支払う必要性はありません。
この利用手数料の割高さゆえに、我が家では一切利用していません。
運用コストは、リターンを押し下げる悪の根源。個人の資産形成の3大天敵は、「運用コスト、税金、感情」です。
最も低コストの全世界株式インデックス・ファンドを、機械的に、愚直に毎月積立、放置することかが最強の資産形成術です。
まとめ:個人の資産形成は「クレカ積立 × 全世界株式インデックス・ファンド積立投資」で十分対応可能
クレジットカード積立(以下、クレカ積立)とロボアドバイザーについて、我が家の考えていることや実行していることを中心に紹介しました。
我が家では実行しているポイントは、次のとおりです。
- 我が家では、「楽天証券×楽天カード」、「SBI証券×三井住友カード」の2つのポイントサービスでクレカ積立を実行しています。
- 「ロボアド投資」は利用手数料が割高で、資産形成には不利と考えています。
- 個人の資産形成は、「クレカ積立 × 全世界株式インデックス・ファンド」で十分対応可能。
全世界株式インデックス・ファンドなら、どこの国・地域が勝とうが全世界の経済成長の恩恵を受けられます。
株式投資の基本は、国際分散投資です。(その理由が知りたい方は、関連記事を確認してください。)
もちろん、投資は銀行預貯金と違い、元本が保証されているわけではありません。
株式市場の動向によっては、一時的な元本割れとなり、損をする可能性もあります。
しかし、「クレカ積立×全世界株式インデックス・ファンドの積立投資」は、コツコツ積み上げて長期的に続けるものです。
クレカ積立は、つみたてNISAとの相性は抜群です。
ぜひ、満額拠出を目指しましょう!
1種類のクレカ積立後も、さらに家計の余裕があるのなら、「クレカ積立×夫婦2人」の満額拠出もよし、「2種類目のクレカ積立にチャレンジ」するのも良し、次なる1歩につながります。
この記事が、皆さんの資産形成のお役に立てれば幸いです
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