【資産形成】低コストの株式インデックス・ファンドは資産形成の核となる金融商品
モーニングスター公式サイトでこんな記事がありました。
つみたてNISA採用は“お墨付き”にあらず、制度スタート以来のアクティブファンドの運用成果を検証🔗
詳細は記事を読んでいただきたいですが、内容は「つみたてNISAに採用された日本株のアクティブ・ファンドであっても、トータル・リターンは日経平均株価指数(配当込み)に負けている。」
マメ助家では、資産形成の中心は株式インデックス・ファンドです。
個人的にアクティブ・ファンドを購入しようと思いません。
今回はこの記事を受けて、私の感じたことを紹介していこうと思います。
この記事で分かること
- 投資(=資産形成)価値はお金を増やすことであり、その方法は低コストのインデックス・ファンドで十分。
- 市場平均に連動するインデックス・ファンドの付加価値に勝る存在はない。
最後までご覧いただき、資産運用のヒントにしていただければ幸いです。
投資(=資産形成)価値はお金を増やすことであり、その方法は低コストのインデックス・ファンドで十分
記事の内容で気になった内容は次の部分です。
パフォーマンスだけではない投資の付加価値を提供しているユニークさがある。アクティブファンドの価値は、インデックスに対して付加価値を付けることにあるのではないだろうか。
つみたてNISA採用は“お墨付き”にあらず、制度スタート以来のアクティブファンドの運用成果を検証
投資の目的は、お金に働いてもらうことであり、究極的に「お金を増やすこと」です。
もし付加価値を付与しているというなら、インデックス・ファンドよりも大きなリターンが必要ですよね?
しかし、記事にあるとおりつみたてNISAの対象となっている日本株アクティブ・ファンドは「日経平均株価指数」に負けています。
もちろん、インデックス・ファンドよりも高いリターンを残しているファンドもあります。
ただ、そういったアクティブ・ファンドを事前に選ぶことはできません。
投資信託には、付加価値を求めるのではなく、シンプルにお金を増やすこと。
資産形成は、低コストのインデックス・ファンドで十分です。
だからこそ、つみたてNISA対象になっているアクティブ・ファンドは、たった十数本です。
市場平均に連動するインデックス・ファンドの付加価値に勝る存在はない
成績の良いアクティブ・ファンドを事前に選ぶことができない以上、個人の資産形成は低コストのインデックス・ファンドで十分です。
株式インデックス・ファンドは、何もしなくても「株式市場の平均リターンを得られます。」
また、アクティブ・ファンドを全て集めると、そのリターンは市場平均になります。
である以上、低コストで市場平均に連動する「株式インデックス・ファンド」の付加価値に勝る金融商品は、なかなかありません。
株式インデックス・ファンドは、ノーベル経済学賞を受賞した理論的に正しい投資手法です。
それをスマホ1つで、低コストで購入できる状況は、非常に恵まれていますね。
まとめ:基本を忠実に・・・
モーニングスター公式サイトで紹介されていた記事を参照に、つみたてNISA対象の投資信託は愚直に「インデックス・ファンド」で十分だという理由を紹介しました。
そもそも、過去実績では「つみたてNISAに採用された日本株のアクティブ・ファンドであっても、トータル・リターンは日経平均株価指数(配当込み)に負けている。」 という現実があります。
記事の最後にあるように「つみたてNISAを多くの国民に使ってほしい」という目的があるなら、個人の資産形成を成功させるためには、その目的を達成できる可能性が高い商品だけ(株式インデックス・ファンド)を対象にして問題ないと思います。
窓口があるような金融機関(都市銀行等)では、つみたてNISA対象商品をいくら販売してもほとんど“儲け”にならないからこそ、取り扱い本数を絞っているのが本音のような気がします(笑)
結局、資産形成は毎月の収入から”黒字”をキープして、利益(先取りでもOK)が出た分を、投資に回す。
この基本を忠実に毎月愚直に積立投資を継続しましょう!
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