【お金(資産運用)】個人が実行・継続しやすいパッシブ運用とは?(個人的体験談)
こんにちは! マメ助です。(Twitter@2020mamesukeFP)
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皆さんはこんな疑問を持ったことはありませんか?
投資信託のインデックス・ファンドって、色んな商品があるけど、結局何が良いの?
米国株式?それとも、日本に住んでいるから日本株式?
それとも、全世界株式インデックス・ファンド??
何を買うか悩みます。。
この手の疑問は必ず一度は思うものです。
今回は、トウシルでの山崎元さんの記事「個人投資家が実行しやすいインデックス投資を考える」を参考にしつつ、マメ助家の考え方と私たちが実践していることを紹介します。
この記事で分かること
- 個人投資家が実行しやすいインデックス投資を考えるの概要
- 我が家で実行しているインデックス投資の内容
- 我が家では資産配分の比率をより重要視
最後までご覧いただき、資産運用のヒントにしていただければ幸いです。
「個人投資家が実行しやすいインデックス投資を考える」の内容
インデックス投資は最も堅実な投資手法
山崎元さんは、10年以上にわたって、インデックス・ファンドへの投資を中心とした個人の資産運用方法について、多くの著書や記事を執筆しています。
山崎元さんのトウシルでの記事「個人投資家が実行しやすいインデックス投資を考える」🔗は、次のような内容です。
インデックス投資の5つのパターン
これまで提案してきたインデックス・ファンドを活用した個人の資産運用方法は、次の5つの方法に集約されます。
- 「国内株(TOPIX[東証株価指数])50%、外国株(先進国株ないし全世界株)50%」
- 「国内株40%、外国株60%」
- 「国内株60%、外国株40%」
- 「国内株50%、先進国株35%、新興国株15%」
- 「全世界株100%」
上記の記事では、「①~⑤のどれがいいのかは判然としない。はっきり言って微差だ。」として、その理由についても記事内で解説しています。
山崎さん自身の結論は、②「国内株40%、外国株60%」とおっしゃっていますが、最近では⑤「全世界株式100%」でも問題ないとのこと。
長年、金融関係の仕事に関わっている山崎さんでも、リスク資産(株式)の地域配分にはどれが良いのか判然としていない様子です。
しかしながら、個人投資家へのお勧めは、⑤「全世界株100%」とも言います。
その一番の理由は、国内株と外国株の配分を調整、いわゆる「リバランス」の手間が不要である点を挙げています。
我が家の考え方と私たちが実践していること
ここからは、我が家の考え方と実践している点について、参考までに紹介します。
結論から申し上げますと、我が家では⑤「全世界株100%」をインデックス投資の核としています。
「インデックス投資の核」=「夫婦2人分のつみたてNISAとiDeCoの満額拠出」を指します。
夫婦2人分の「つみたてNISA」と「iDeCo」の満額拠出だけでも、月10万円以上をリスク運用していることになります。
世帯の退職後資金を準備する目的の資産運用としては、十分すぎる額です。
⑤「全世界株100%」をインデックス投資の核としている理由
その理由は、主に次の3つです。
- そもそも将来のリターンは、「誰にも予測できない」
- 全世界株式インデックス投資は、「どこが勝つか予測しない」投資手法
- 「全世界株式」のリターンを超える「先進国株式」と「新興国株式」の適切な配分を長期的に継続する難しい(コストがかかる)
詳しくは、次の記事を確認してください^^
【投資の目的は何?】「全世界株式1本か?先進国株と新興国株に分けるべきか?」と悩む前に考えたい3つのこと
参考:運用シミュレーション
参考までに、月10万円の株式インデックス・ファンドを25年間運用(年利4%で計算)した場合、
投資元本:3,000万円に対して、運用収益:約2,140万円、
合計:約5,140万円となります。(下図)
私たちが実践していること
私たち夫婦が実践していることは実にシンプルです。
我が家では、⑤「全世界株100%」をインデックス投資の核にする。
我が家の資産運用は、「何を投資するか?」よりも「いくら投資するか?」を重要視。
我が家の資産運用は「いくら投資するか?」を大切にする。
これを「いくら投資するか?」を、「資産配分を決める」と言います。
資産運用の成否の約90%は、「何をどれだけ購入したか?」(資産配分)で決まることが分かっています。
国内株・外国株・全世界株は、全て株式という資産クラスに分類されます。
また、山崎さんの記事でも解説されているとおり、国内株・外国株・全世界株はどれも相関関係が非常に強いことが分かっています。
「相関関係が強い」=「値上がりするときは一緒に値上がり、暴落するときは一緒に暴落する」という意味です。
そのため、我が家では同じ株式クラスの「何を買うか?」よりも、暴落した時にどれだけの損失を被っても投資を続けられるか?という、資産配分=リスク資産の運用額(いくら買うか?)の方を、より大切にしています。
資産配分の比率は?
我が家では、投資用資産うち「現預金:リスク資産」=「10:90」~「30:70」の範囲に収まるように、ゆる~くて資産運用をしています。
この配分の確認とリバランスは、まとまった現金収入(主にボーナス)が入るタイミングで、年2回程度確認しています。
参考:具体的な我が家の保有銘柄は?
より詳しい内容を知りたい方は、次の記事を確認してください。
【2022年】30代と20代夫婦の保有銘柄(投資信託・高配当株ETF・REIT)
まとめ
適正な資産配分で愚直にインデックス投資を継続しよう!
トウシルでの山崎元さんの記事「個人投資家が実行しやすいインデックス投資を考える」を参考にしつつ、私たち夫婦の考え方と私たちが実践していることを紹介しました。
内容は次のとおりです。
山崎さんは、株式クラスのインデックス・ファンドについて、何がベストかは判然としない。
しかし、「個人投資家へのお勧めは、⑤「全世界株100%」であり、その理由は国内株と外国株の配分を調整、いわゆる「リバランス」の手間が不要である点」と解説しています。
この意見を踏まえて、我が家では次のように考え、資産運用を実践しています。
我が家では、⑤「全世界株100%」をインデックス投資の核にする。
我が家の資産運用は、「何を投資するか?」よりも、「いくら投資するか?」を大切にする。
その理由は次の4つです
- そもそも将来のリターンは、「誰にも予測できない」
- 全世界株式インデックス投資は、「どこが勝つか予測しない」投資手法
- 「全世界株式」のリターンを超える「先進国株式」と「新興国株式」の適切な配分を長期的に継続する難しい(コストがかかる)
- 資産配分=リスク資産の運用額(いくら買うか?)の方を大切にする。
我が家では投資用資産うち、「安全資産(現金):リスク資産」の比率を「30:70」の割合を目指して資産運用中です。
この配分の見直しは、まとまった現金(ボーナス)が入るタイミングで、年2回見直しをしています。
この記事が、皆さんの資産形成のお役に立てれば幸いです。
では、良い資産形成を!
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この記事では、次の参考にしています。