【月次レポート】(オルカン、楽天VT、SBI・雪だるま、SBI・V・VT)4つの全世界株式ファンドを比較(2023年1月末)

こんにちは! マメ助です。(Twitter@2020mamesukeFP)
「eMAXIS Slim」、「楽天」、「SBI」の代表的な4つの全世界株式インデックス・ファンドについて、「3分で分かる全世界株式インデックス・ファンドの推移」を紹介していきます。
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資産流入は順調か?
トータルリターンの傾向は?
他のインデックス・ファンドとの優位性は?

忙しい人でもこの記事を見れば、3分で現在の状況が確認できます。
毎月の参考にしてください。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(以下、オルカン)
SBI・全世界株式インデックス・ファンド(以下、雪だるま(全世界))
楽天・全世界株式インデックス・ファンド(以下、楽天・VT)
SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド(以下、SBI・VT)
※リンク先は、SBI証券HP
- 純資産総額(前月比)
- 運用成績
- 国・地域・業種割合
まず結論


(各月次レポートおよびHPより作成)
2023年1月は、やや持ち直した感じが出ました。
2021年1月に設定された「SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド」がようやく1年経過しました。

2023年も世界的に株式市場が落ち着かない予想がされています。
今年も引き続き見守り、愚直に積み立て&ほったらかし運用を心がけましょう!
純資産総額(前月比)

オルカン:+764億円
雪だるま(全世界株式):+70円
楽天VT:+169億円
SBI・VT:+21億円

今月は、4つとも純資産残高の増加が確認できました。
この調子で増えると、オルカンは運用資産残高1兆円も確実でしょう。
月次資産流出入推移
月次資産流出入推移は、(資金流入)-(資金流出)の金額を月次で表しています。
(SBI証券HPよりよれぞれ作成)
Slim全世界株式(オルカン)

2023年1月の資産流入額:約427億円
雪だるま(全世界株式)

2023年1月の資産流入額:約37億円
楽天・VT

2023年1月の資産流入額:約77億円
SBI・VT

2023年1月の資産流入額:約14億円

どの投資信託も、設定来資産流入が続いていますね。
2022年12月は、過去最大の資産流入を記録しましたが、2023年は4つともやや減少しました。
しかし、いずれも資産流入が継続しており、問題ありませんね!
運用成績の比較

(表2)運用成績一覧表
シャープレシオ
シャープレシオとは、「リスクに対するリターンの大きさ」を示す指標です。
シャープレシオが高い=投資効率が良いと言えます。

直近1年間では「雪だるま」が、直近3年間では「オルカン」が高い傾向です。
先月と同じ傾向です。
※設定して1年未満のため、SBI・VTの実績はありません。
標準偏差(リスク)
標準偏差(リスク)は、リターンのバラつきを示す指標です。
数値が高いほど、価格変動が大きくなります。(年率換算)
直近1年間のリスクは、「オルカン」が高い傾向が見られます。
トラッキングエラー(TE)
連動を目指しているインデックス(指数)のリターンを比較し、乖離度合を測る尺度です。
この数値が小さいほど、指数との連動性が高いことになります。

小さいほど良いファンドと言えます。
3つのファンドでは、ほとんど差はありません。
トータル・リターン比較(直近1年間)

オルカン:5.01%
雪だるま(全世界株式):5.42%
楽天・VT:4.89%
SBI・VT:3.06%
いずれも直近1年間のトータル・リターンは、回復しました。
しかし、相対的に「雪だるま」が、他の商品と比べ優位な成績を収めています。
直近3年間では、「オルカン」が相対的に優位です。
「楽天・VT」は、相対的にトータルリターンが低い傾向です。
「SBI・VT」は、設定されて1年が経過しました。
直近1年間のトータル・リターンは相対的に良くありません。しかし、新規設定したファンドですし、投資対象に問題はないので、これからの推移を確認していきましょう。

総資産額・資産流入・運用成績・総経費率を総合的に判断すると、「eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)」と「雪だるま(全世界株式」が、比較的に優位な商品だと思います。
保有コストは?

運用目論見書上の保有コストとして、信託報酬がありますが、投資信託を運用する上で信託報酬以外の手数料も必要になります。
この信託報酬以外の手数料を”隠れコスト”と言います。
隠れコストは、1年間の運用期間中に必要なった経費であり、運用報告書で公開されてます。
総経費率とは、隠れコストを含む運用期間中に投資信託を保有する経費の概算です。

この3つの中では、「雪だるま(全世界株式)」が相対的に低コストになっていますね。
国・地域・業種割合
Slim全世界株式(オルカン)
組入上位10か国・地域

組入上位10業種

雪だるま(全世界株式)
組入上位10か国・地域

組入上位10業種

楽天・VT
組入上位10か国・地域

組入上位10業種

SBI・VT
組入上位10か国・地域

組入上位10業種

全世界株式インデックス・ファンドの特徴
3つとも地域の構成比は、米国が1位(約60%)、日本が2位(約6%)、以下英国・カナダ・中国の順となっています。
新興国市場は、中国、台湾、インドが上位に食い込んできています。
業種では「情報技術(テクノロジー)」、「金融」、「ヘルスケア」、「一般消費財」、「生活必需品」等が、上位を占めています。
これらの業種株価が、ファンドの基準価格に影響をより多く与えることが考えられます。
なお、「SBI・VT」の構成比率は、米国株式の比率がやや低い傾向があります。特に問題はなさそうですが、ちょっとした違いが見えて面白いですね。

毎月少しずつ割合が変化していますが、どれも似たり寄ったりです。
半分を占める米国株式インデックス・ファンドと同様に、「情報技術(テクノロジー)」「ヘルスケア」「金融」が、評価額をけん引していることが分かります!
まとめ

毎月の月次レポートを比較しながら、「3分で分かる全世界株式インデックス・ファンドの推移」を紹介しました。
今月のデータまとめ。

毎月の月次レポートを比較することで、各ファンドがどんな推移・結果残しているか確認していきます。

2023年1月は「雪だるま(全世界株式)」が相対的に優位でした。
しかし、どの商品も、先月と比べてもトータル・リターンに大きな問題ない状況ですね!
引き続き、愚直に積み立て&ほったらかし運用で問題ありませんね!
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