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【つみたてNISA対象商品で検証】株式インデックス・ファンドは、実質コストが低いとトータルリターンが高い!?

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こんにちは! マメ助です。(Twitter@2020mamesukeFP🔗)

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積立さん

つみたてNISAを始めたよ!

でも、同じような商品がいっぱいあって、正直どれを選んだらよいか分からない

何を基準に選んだらいいでしょうか?

 

今回は、この疑問にお答えします。

結論は、「実質コストが低い株式インデックス・ファンドを買う!」となります。

株式インデックス・ファンドを選ぶ目安は?

結論:「実質コストが低い、株式インデックス・ファンドを買う!」

理由:「実質コストが低いと、トータルリターンは高くなる傾向だから」

  

マメ助

グラフを用いて、分かりやすく解説していきます!

最後までご覧いただき、資産運用のヒントにしていただければ幸いです。

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同じ投資対象なら実質コストが低いファンドを買う

(表1)つみたてNISA対象商品は、190種類以上

表1は、金融庁HP「つみたてNISA対象商品🔗」の公表データから、トータルリターンや信託報酬、実質コストなどを追加し、その一部を抜粋した表です。

ママ助

トータルリターンや信託報酬、実質コストなどは、証券会社のHPから引用しました。

  

トータルリターンは、投資信託(ファンド)の実力を表します。

表1を見ると、同じ投資対象(例えば、1~10番までは全世界株式に投資するタイプの商品)でも、トータルリターンがバラバラです。

 

マメ助

将来の成績は分かりませんが、「過去にどのような成績を残したのか?」を測るために、トータルリターンを確認します。

過去の成績を比べる場合、同じ投資対象ならトータルリターンが高い方が良いですよね!

  

そのトータルリターンの結果に、大きな影響を与える要素の一つが、信託報酬を含む「実質コスト」です。

実質コストとトータルリターンを検証することで、「何を基準に選んだらいいか?」という疑問が解消できます。

 

参考:実質コストって何?

ファンドには、信託報酬という初めから設定さている運用・管理経費があります。

しかし、信託報酬以外にもファンドを運用するためには、様々な経費が必要です。

その経費全体のことを「実質コスト」と言います

【信託報酬(%)】

ファンドを運用や管理してもらうための経費

【実質コスト(%)】

信託報酬に加えて、ファンドの運用や管理にかかった総経費率

→監査費用、委託手数料など

 

例えば、表1の10番「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」🔗の場合、楽天証券のHPを確認すると、信託報酬は0.212%となっていますが、年1回公表される「運用報告書(第3期)」では、総経費率は0.25%と報告されています。

  

この総経費率は、監査費用や委託手数料などが含まれていて、「1年間運用→決算」して初めて判明する経費です。(事前には分かりません。)

マメ助

しかし、コストはコスト。

コストは、トータルリターンにマイナスの影響を与えるので、しっかり確認したいですね。

    

各投資対象ごとに検証!

では、「実質コスト」と「トータルリターン」について、各投資対象ごとに検証します。

【検証方法】

つみたてNISA対象商品の「実質コスト」と「トータルリターン(1年)」を散布図表示。

対象は次の6つ

  1. 全世界株式
  2. 米国株式
  3. 先進国株(日本を除く)
  4. 新興国株
  5. TOPIX
  6. 日経平均
  • 注:「実質コスト」は各投資信託の運用報告書から引用
  • 注:「トータルリターン」はSBI証券会社のデータを引用

①全世界株式

横軸がトータルリターン(1年)、縦軸が実質コストを表しています。

両者の関係性を確認できる「近似曲線」を描くと、右下がりの直線が表示されます。

  

これは、「実質コスト」が低いほど「トータルリターン」が高い傾向にあることを示しています。

マメ助

もちろん、対象が少ないので、今回はたまたまこうなっただけかもしれません。

  

同じ方法で、米国株式など次々と紹介します。

②米国株式

米国株式も同じですね。

右下さがりの直線です。

  

③先進国株(日本を除く)

先進国株(日本を除く)も同じく、右下がりの直線を描きます。

  

④新興国株

新興国株も同じく、右下がりの直線を描きます。

  

⑤TOPIX

日本株式(TOPIX)を投資対象とするインデックス・ファンドも同じく、右下がりの直線を描きます。 

  

⑥日経平均

最後にもう一つの日本株式(日経平均)を投資対象とするインデックス・ファンドでも同じく、右下がりの直線を描きます。

  

参考:バランスファンドは?

株式インデックス・ファンドはシンプルな株式指数に連動を目指す商品です。

一方、株式だけでなく、債券やREITなど、様々な対象に投資するのがバランスファンドです。

 

つみたてNISA対象商品には、バランスファンドも含まれています。

ひとくくりにバランスファンドと言っても、その投資対象は商品によってまちまちであるため、実質コストとトータルリターンの散布図と近似曲線を描いても、株式インデックス・ファンドのような右下さがりの直線は描きませんでした。

   

マメ助

バランスファンドの場合は、シンプルに語れないということですね。

  

まとめ

いかがでしたか?

つみたてNISA対象商品は、約190種類以上あります。

今回は、「同じような商品がいっぱいあって、正直どれを選んだらよいか分からない!」という人向けに、考え方の一つについて解説しました。

株式インデックス・ファンドを買う場合、結論は「実質コストが低い株式インデックス・ファンドを買う!」となります。

  

株式インデックス・ファンドを選ぶ目安は?

結論:「実質コストが低い、株式インデックス・ファンドを買う!」

理由:「実質コストが低いと、トータルリターンは高くなる傾向だから」

 

マメ助

もちろん、対象が少ないので、今回はたまたまこうなっただけかもしれません。

しかし、株式インデックス・ファンドを選択する一つの参考にはできますね!

この結果を3年、5年と再度検証していけば、もう少し説得力のあるデータになりますね。

引き続き皆さんのお役に立つデータを紹介していきます。

この記事が、皆さんの資産形成のお役に立てれば幸いです

では、良い資産形成を!

 

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