オルカン2位後退!【2023年5月投信積立契約件数ランキング】

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ウエルスアドバイザー株式会社(旧モーニングスター)公式サイトでは、ネット証券の投信積立ランキングを公開しています。

(↓新しいタブで開きます。)

「iFree NEXTインド株インデックス」が7位浮上、超低コスト「オルカン」インデックスも11位に🔗

この記事を読んで思ったことを紹介します。

この記事で紹介すること

「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」が半年ぶりに2位(首位陥落)。

トップ10に、米国株式インデックス・ファンドが3本ランクイン。

トップ10に、インド株式インデックス・ファンドがランクイン!

Tracers MSCI オール・カントリー(トレカン)11位に!

米国株式インデックス・ファンドを中心とした低コストの積立投資が人気です。

2023年5月のランキングでは、先月のランキングからややラインナップが変わりましたね。

先月のランキングは、こちらの記事をチェック(↓新しいタブで開きます。)

【2023年4月投信積立契約件数ランキング】🔗

米国株式の人気も強いですが、全世界株式もやはり人気になっています。

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半年ぶり!

「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」が2位(首位陥落)

(表1)出典:ウエルスアドバイザー株式会社公式サイトより

(表1)は、2023年5月のネット証券の投信積立契約件数ランキングです。

各商品の特典集計方法は、次のとおりです。

ランキングは、定期的に月次の投信積立契約件数トップ10を公表しているSBI証券、楽天証券、マネックス証券の公開情報を使用。各社ランキング1位に10点、以下、順位が落ちるたびに1点を減点し、第10位を1点として、3社のランキング10位までのファンドの点数を集計した。

ウエルスアドバイザー株式会社公式サイトより

最大得点は、30ポイント。(同一商品が3社で1位になった場合)

今月は、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)以下、オルカン」が、2位にランクインしました。

1位「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は圧倒的人気商品。

マメ助
マメ助

シルバーコレクターの「オルカン」が、定位置の2位にランクイン。

5か月ほど続いた同率首位の連勝記録はストップ。残念ですね。

2023年4月からインド株式インデックス・ファンドがランクインするなど、少し下位の商品が変わりました。

「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」が、再度ランクインしましたね。

ランクインしている投資信託は、非常に優良なファンドたちなのでこの傾向が続いてくれたらいいですね!

勝負はほぼ着いた!?

トップ10に、米国株式インデックス・ファンドが3本ランクイン!

低コストの米国株式インデックス・ファンドの積立投資が確実に広がっています。

その中で圧倒的な人気を誇るのが、米国株式(S&P500)に投資する商品です。

「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」と「SBI・V・S&P500」が中心的な商品ですが、1年以上人気の変動はありません。積立投資の人気としては、ほぼ決着がついた感じがありますね。

2か月連続

インド株式インデックス・ファンドがランクイン

2023年5月のランキングでも、ネット証券積立投信ランキング上位10位の全てが、低コストのインデックス・ファンドで占められました。

まさに、投信の積立は、低コストの株式インデックスファンドを使って行うことが一般化しています

先月から、「インド株式」に投資するインデックス・ファンドがランクインしました。

インド株式

連動を目指す指数:Nifty50インデックス(配当込み、円ベース)

信託報酬率(税込み):0.781%

2023年4月26日に新規設定された投資信託ですが、SBI証券では積立契約件数3位に入るなど、注目されていますね。

Tracers MSCI オール・カントリー・インデックス(全世界株式)は11位

名目信託報酬が最も低い「Tracers MSCI オール・カントリー・インデックス(全世界株式)(以下、トレカン)」は、11位にランクイン。

全世界株式インデックス・ファンドでは検討していると言えますね。

実質コストがどの程度に落ち着くのか、積立設定の人気の動向はどうなっていくのか?

引き続きチェックしていきたいですね。

まとめにかえて

低コストの株式インデックスを使って積立投資を続けよう!

2023年5月のトップ10

米国株式:3本(前月比△1本)

全世界株式:3本(前月比+1本)

先進国株式:2本(前月比±0本)

インド株式:1本(前月比±0本)

国内債券:1本(前月比±0本)

インド株式は、国民人口世界1位になるなど、これから経済成長のボーナス期に入る若い国。

今後株価も上昇していくだろうと期待されていますね。

マメ助
マメ助

米国株式やインド株式が牽引する株式市場になるのか?楽しみですね。

我が家は、どこの国や地域が勝つか予想をしない「地球の経済に丸ごと投資する」手法を継続していきます。

先月は、新NISAを見据えた低コストのインデックス・ファンドの新設定ニュースが豊富でした。

SBIグローバルアセットマネジメント株式会社が、公表した「SBI・Vシリーズ」と「SBI・i シェアーズ ・シリーズ」です。

SBI・VシリーズとSBI・iシェアーズ・シリーズのインデックス型ファンド拡充に向けた公募11ファンドの募集・設定のお知らせ🔗

(表2)新たに設定・運用を予定しているファンド(SBI・Vシリーズのみ掲載)

こういった新しい選択肢が増えることは、歓迎ですね。

2023年6月8日から運用が始まります。今後積立投資のランキングに登場するか注目していきましょう。

しかし、低コスト・優良な指数に連動を目指すインデックス・ファンドが乱立してくると、ますます運用の上手さ・商品の質(運用資産残高や資産流出金額の差)を、注目ポイントになってきますね。

マメ助
マメ助

SBI・Vシリーズが、投資信託ランキングに食い込んでくるのか!?

今後の注目ポイントですね。

投資が趣味でも仕事でもない普通の人は「全世界株式インデックス・ファンド」を愚直に積み上げるだけで、資産形成が完結します。

それこそ、「稼いで貯めて増やす」資産形成のプロセスそのものに充実感を覚えるなら、全世界株式インデックス・ファンド1本と長く付き合えばOKです。

結局のところ、

非課税枠(NISAやiDeCo)の活用して、

低コストの代表的な株式インデックスを使って積立投資を始め、

低コストの代表的な株式インデックスを使って積立投資を続け、

低コストの代表的な株式インデックスを使って定率売却をする。

これで資産形成は、ほぼ完了。

そんなことを感じた記事でした。

この記事では次の内容で紹介しました。

この記事で紹介したこと

「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」が半年ぶりに2位(首位陥落)。

トップ10に、米国株式インデックス・ファンドが3本ランクイン。

トップ10に、インド株式インデックス・ファンドがランクイン!

Tracers MSCI オール・カントリー(トレカン)11位に!

積立投資を利用する人は、確実に増えています。新NISAを見据えて、優良な商品も相次いで投入されています。

我が家のような普通の個人投資家にとっても、若年層にとても素晴らしいことだと思います。

このブログでは、微力なら引き続き情報発信を続けて、積立投資の普及と継続のお役に立っていきたいです。

引き続き、こういったランキングを確認しつつ、感じたことを紹介していきたいと思います。

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