先月に続きインデックス・ファンドが独占!【2023年4月投信積立契約件数ランキング】
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ウエルスアドバイザー株式会社(旧モーニングスター)公式サイトでは、ネット証券の投信積立ランキングを公開しています。
(↓新しいタブで開きます。)
今年3月新規設定ファンドがトップ10入り、新しい定番になるか?🔗
この記事を読んで思ったことを紹介します。
「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」2022年12月に続き5か月連続同率首位!
トップ10に、全世界株式インデックス・ファンドが2本ランクイン(前月比△2本)
トップ10に、インド株式インデックス・ファンドがランクイン!
トップ10は、全て低コストのインデックス・ファンドが独占!
SBI・Vシリーズ等、低コストインデックス・ファンドの新規設定!
米国株式インデックス・ファンドを中心とした低コストの積立投資が人気です。
2023年4月のランキングでは、先月のランキングからややラインナップが変わりましたね。
先月のランキングは、こちらの記事をチェック(↓新しいタブで開きます。)
米国株式の人気も強いですが、全世界株式もやはり人気になっています。
「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」2022年12月から5か月連続同率首位
(表1)出典:ウエルスアドバイザー株式会社公式サイトより
(表1)は、2023年4月のネット証券の投信積立契約件数ランキングです。
各商品の特典集計方法は、次のとおりです。
ランキングは、定期的に月次の投信積立契約件数トップ10を公表しているSBI証券、楽天証券、マネックス証券の公開情報を使用。各社ランキング1位に10点、以下、順位が落ちるたびに1点を減点し、第10位を1点として、3社のランキング10位までのファンドの点数を集計した。
最大得点は、30ポイント。(同一商品が3社で1位になった場合)
今回の注目すべき点は、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)以下、オルカン」が、先月に引き続き同率トップになったこと。
もう一つの1位「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は圧倒的人気商品。
シルバーコレクターの「オルカン」が、5か月連続同率1位を獲得!
米国株式インデックス・ファンドを中心とした積立投資が定着してきた感があります。
2023年4月は、インド株式インデックス・ファンドやナスダック100インデックス・ファンドがランクインするなど、少し下位の商品が変わりました。
一方、「SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド」や「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」の全世界株式インデックス・ファンド2本が、ランク外となりました。
ランクインしている投資信託は、非常に優良なファンドたちなのでこの傾向が続いてくれたらいいですね!
トップ10に、全世界株式インデックス・ファンドが2本ランクイン!
つみたてNISAなどを活用した資産形成が、若年層を中心に確実に広がっています。
2024年には、新しいNISA制度が始まることが決まり、本格的に投資信託の積立投資がますます普及しそうですね。
2023年4月2日には、新NISAに対応した「山崎元のほったらかし投資 世界一やさしい資産運用術」や竹川美奈子氏の「新NISA徹底活用術」などの書籍が続々創刊されています。
書籍でも紹介されているとおり、我が家も含めた多くの若年層が、ネット証券で積立投資をしています。
2023年4月のランキングでは、ネット証券積立投信ランキング上位10位の全てが、低コストのインデックス・ファンドで占められました。
まさに、投信の積立は、低コストの株式インデックスファンドを使って行うことが一般化しています。
先月からやや順位に変動がみられました。
先月は、「オルカン」以外にも3本の全世界株式インデックス・ファンドがランクインした。そのうち、2本がランク外に落ちています。
ランク外:eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
ランク外:SBI・全世界株式インデックス・ファンド(SBI・雪だるま(全世界株式))
2023年2月に、7位にランクインした「SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド(SBI・V・VT)」は、今月もランク外となっています。
その代わり、「ナスダック100インデックス・ファンド」や「インド株式インデックス・ファンド」がトップ10の仲間入り。
米国株式:4本、先進国株式:2本、全世界株式:2本、インド株式:1本、国内債券:1本というランキング。
インド株式は、国民人口世界1位になるなど、これから経済成長のボーナス期に入る若い国。今後株価も上昇していくだろうと期待されていますね。
米国株式やインド株式が牽引する株式市場になるのか?楽しみですね。
我が家は、どこの国や地域が勝つか予想をしない「地球の経済に丸ごと投資する」手法を継続していきます。
この2つの「全世界株式インデックス・ファンド」の何が違うの??
疑問に感じた方は、過去の記事を参考にしてくださいね。(↓新しいタブで開きます。)
低コストの株式インデックスを使って積立投資を続けよう!
今月は、新NISAを見据えた低コストのインデックス・ファンドの新設定ニュースが豊富でした。
SBIグローバルアセットマネジメント株式会社が、公表した「SBI・Vシリーズ」と「SBI・i シェアーズ ・シリーズ」です。
SBI・VシリーズとSBI・iシェアーズ・シリーズのインデックス型ファンド拡充に向けた公募11ファンドの募集・設定のお知らせ🔗
(表2)新たに設定・運用を予定しているファンド(SBI・Vシリーズのみ掲載)
こういった新しい選択肢が増えることは、歓迎ですね。
2023年6月8日から運用が始まります。今後積立投資のランキングに登場するか注目していきましょう。
しかし、低コスト・優良な指数に連動を目指すインデックス・ファンドが乱立してくると、ますます運用の上手さ・商品の質(運用資産残高や資産流出金額の差)を、注目ポイントになってきますね。
SBI・Vシリーズが、投資信託ランキングに食い込んでくるのか!?
今後の注目ポイントですね。
投資が趣味でも仕事でもない普通の人は「全世界株式インデックス・ファンド」を愚直に積み上げるだけで、資産形成が完結します。
それこそ、「稼いで貯めて増やす」資産形成のプロセスそのものに充実感を覚えるなら、全世界株式インデックス・ファンド1本と長く付き合えばOKです。
結局のところ、
非課税枠(NISAやiDeCo)の活用して、
低コストの代表的な株式インデックスを使って積立投資を始め、
低コストの代表的な株式インデックスを使って積立投資を続け、
低コストの代表的な株式インデックスを使って定率売却をする。
これで資産形成は、ほぼ完了。
そんなことを感じた記事でした。
まとめにかえて。
この記事では次の内容で紹介しました。
「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」2022年12月に続き5か月連続同率首位!
トップ10に、全世界株式インデックス・ファンドが2本ランクイン(前月比△2本)
トップ10に、インド株式インデックス・ファンドがランクイン!
トップ10は、全て低コストのインデックス・ファンドが独占!
SBI・Vシリーズ等、低コストインデックス・ファンドの新規設定!
積立投資を利用する人は、確実に増えています。新NISAを見据えて、優良な商品も相次いで投入されています。
我が家のような普通の個人投資家にとっても、若年層にとても素晴らしいことだと思います。
このブログでは、微力なら引き続き情報発信を続けて、積立投資の普及と継続のお役に立っていきたいです。
引き続き、こういったランキングを確認しつつ、感じたことを紹介していきたいと思います。
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