上位3つの顔ぶれは変わらず!【2023年9月投信積立契約件数ランキング】
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インド株インデックスがトップ10で存在感を増す=ネット証券の投信積立契約件数ランキング23年9月🔗
この記事を読んで思ったことを紹介します。
「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は手堅く2位
トップ10の詳細(1兆円ファンドが4本)
先月9位の「はじめてのNISA・全世界株式(オール・カントリー)」は、ランク外に
「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」爆誕!
米国株式インデックス・ファンドを中心とした低コストの積立投資が人気です。今月のランキングでは、先月からややラインナップが変わりましたが、上位3つに変化はありませんでした。
信託報酬率の引き下げ競争にともなう野村はじめてのNISA・全世界株式(オール・カントリー)は、残念ながらランク外となりました。
「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は手堅く2位
(表1)出典:ウエルスアドバイザー株式会社公式サイトより
(表1)は、2023年9月のネット証券の投信積立契約件数ランキングです。各商品の特典集計方法は、次のとおりです。
ランキングは、定期的に月次の投信積立契約件数トップ10を公表しているSBI証券、楽天証券、マネックス証券の公開情報を使用。各社ランキング1位に10点、以下、順位が落ちるたびに1点を減点し、第10位を1点として、3社のランキング10位までのファンドの点数を集計した。
最大得点は、30ポイント。(同一商品が3社で1位になった場合)
1位「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は圧倒的人気商品。「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)以下、オルカン」は、今月も手堅く2位にランクイン。
シルバーコレクターの「オルカン」が、安定の2位にランクイン。
2023年4月からインド株式インデックス・ファンドがランクイン継続など、定番商品が目立つようになりました。ランクインしている投資信託は、非常に優良なファンドたちなのでこの傾向が続いてくれたらいいですね!
トップ10の詳細
純資産残高が1兆円(1,000,000百万円)を超える、低コストの株式インデックス・ファンドを活用した資産運用が確実に広がっています。
2018年のつみたてNISAが始まった時点で、1兆円を超えるファンドが4本も誕生するなど、想像もできませんでした。その中で圧倒的な人気を誇るのが、米国株式(S&P500)に投資する商品「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」と「SBI・V・S&P500」が中心的な商品です。
各ファンドの騰落率(直近1年)は、米国株式・全世界株式で大差なく、好きなファンドを購入すれば良いですね。またベンチマークとの乖離率も、気するほどでもなく、上手く運用されていることが分かります。
日経平均高配当利回り株ファンドが初ランクイン
低コストのインデックス・ファンドとは言えませんが、日本株式の堅調な推移を日経平均高配当利回り株ファンドが初めてランクインしました。
日経平均225の中でも高配当株式30銘柄に投資するファンドです。信託報酬は0.6%程度。どこまでランクインを続けるか見守っていきましょう。
はじめてのNISA・全世界株式(オール・カントリー)はランク外
先月初ランクインした野村アセットマネジメント(株)が運用する「はじめてのNISA・全世界株式(オール・カントリー)」は、残念ながらランク外に沈みました。
また、信託報酬同水準(約0.0578%)の「Tracers MSCI オール・カントリー・インデックス(全世界株式)(以下、トレカン)」も、先月に引き続きランク外に沈んでいます。
今のところ全米株式インデックス・ファンドでは、eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)や楽天・全世界株式が中心的な存在になっていますね。
「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」爆誕!
楽天投信投資顧問(株)が10月6日に新たなインデックス・ファンドを設定することを発表しました(上図プレスリリースより引用)。
「楽天・オールカントリー」と「楽天・S&P500」です。信託報酬は、それぞれ「年0.05775%」と「年0.09372%」とeMAXIS Slim シリーズと同水準です。
設定日は10月27日。販売会社は今のところ楽天証券(株)のみです。11月以降のランキングで上位に食い込んでくるのか、引き続きチェックしていきたいですね。
低コストの株式インデックスを使って積立投資を続けよう!
新NISAを見据えた低コストのインデックス・ファンドの新設定ニュースが豊富でした。新しい選択肢が増えることは、歓迎です。
しかし、低コスト・優良な指数に連動を目指すインデックス・ファンドが乱立してくると、ますます運用の上手さ・商品の質(運用資産残高や資産流出金額の差)を、注目ポイントになってきますね。
引き続き、各ファンドの動向を注視しつつ、当ブログでも紹介していきたいと思います。
投資が趣味でも仕事でもない普通の人は「全世界株式インデックス・ファンド」を愚直に積み上げるだけで、資産形成が完結します。
それこそ、「稼いで貯めて増やす」資産形成のプロセスそのものに充実感を覚えるなら、全世界株式インデックス・ファンド1本と長く付き合えばOKです。結局のところ、
非課税枠(NISAやiDeCo)の活用して、
低コストの代表的な株式インデックスを使って積立投資を始め、
低コストの代表的な株式インデックスを使って積立投資を続け、
低コストの代表的な株式インデックスを使って定率売却をする。
これで資産形成は、ほぼ完了。
そんなことを感じた記事でした。この記事では次の内容で紹介しました。
「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は手堅く2位
トップ10の詳細(1兆円ファンドが4本)
先月9位の「はじめてのNISA・全世界株式(オール・カントリー)」は、ランク外に
「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」爆誕!
積立投資を利用する人は、確実に増えています。新NISAを見据えて、優良な商品も相次いで投入されています。我が家のような普通の個人投資家にとっても、若年層にとても素晴らしいことだと思います。
このブログでは、微力なら引き続き情報発信を続けて、積立投資の普及と継続のお役に立っていきたいです。引き続き、こういったランキングを確認しつつ、感じたことを紹介していきたいと思います。
いつも本当にありがとうございます!
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