先月に続きインデックス・ファンドが独占!【2023年3月投信積立契約件数ランキング】
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ウエルスアドバイザー株式会社(旧モーニングスター)公式サイトでは、ネット証券の投信積立ランキングを公開しています。
(↓新しいタブで開きます。)
ランキング上位の順位が不変、信託報酬引き下げなどで市場激変の予兆か?🔗
この記事を読んで思ったことを紹介します。
「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」2022年12月に続き4か月連続同率首位!
トップ10に、全世界株式インデックス・ファンドが4本ランクイン!
トップ10は、全て低コストのインデックス・ファンドが独占!
全世界株式インデックス・ファンドを中心とした低コストの積立投資が人気です。
2023年3月のランキングでは、2023年2月のランキングからぼぼラインナップが変わりませんでした。
2023年1月のランキングは、こちらの記事をチェック(↓新しいタブで開きます。)
米国株式の人気も強いですが、全世界株式もやはり人気になっています。
「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」2022年12月から4か月連続同率首位
(表1)出典:ウエルスアドバイザー株式会社公式サイトより
(表1)は、2023年3月のネット証券の投信積立契約件数ランキングです。
各商品の特典集計方法は、次のとおりです。
ランキングは、定期的に月次の投信積立契約件数トップ10を公表しているSBI証券、楽天証券、マネックス証券の公開情報を使用。各社ランキング1位に10点、以下、順位が落ちるたびに1点を減点し、第10位を1点として、3社のランキング10位までのファンドの点数を集計した。
最大得点は、30ポイント。(同一商品が3社で1位になった場合)
今回の注目すべき点は、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)以下、オルカン」が、先月に引き続き同率トップになったこと。
もう一つの1位「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は圧倒的人気商品。
シルバーコレクターの「オルカン」が、3か月連続同率1位を獲得!
全世界株式インデックス・ファンドを中心とした積立投資が定着しつつありますね。
2023年3月は、ランキングがまったく変わらない状況になりました。
ここにランクインしている投資信託は、非常に優良なファンドたちなのでこの傾向が続いてくれたらいいですね!
トップ10に、全世界株式インデックス・ファンドが4本ランクイン!
つみたてNISAなどを活用した資産形成が、若年層を中心に確実に広がっています。
2024年には、新しいNISA制度が始まることが決まり、本格的に投資信託の積立投資がますます普及しそうですね。
2023年4月2日には、新NISAに対応した「山崎元のほったらかし投資 世界一やさしい資産運用術」が新しく発売されました。
書籍でも紹介されているとおり、我が家も含めた多くの若年層が、ネット証券で積立投資をしています。
2023年3月のランキングでは、ネット証券積立投信ランキング上位10位の全てが、低コストのインデックス・ファンドで占められました。
まさに、投信の積立は、低コストの株式インデックスファンドを使って行うことが一般化していますね。
3月はほぼ順にが変わらなかったので、「オルカン」以外にも4本の全世界株式インデックス・ファンドがランクインしています。
1位 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
6位 eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
7位 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・VT)
7位 SBI・全世界株式インデックス・ファンド(SBI・雪だるま(全世界株式))
2月に、7位にランクインした「SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド(SBI・V・VT)」は、トップ10から陥落しました。
その代わり、「SBI・雪だるま(全世界株式)」がトップ10の仲間入りに。
米国株式:4本、先進国株式:2本という中、今月も全世界株式インデックス・ファンドが4本もランクインしています。
どこの国や地域が勝つか予想をしない「地球の経済に丸ごと投資する」この傾向が続くのか?
引き続き見守っていきたいですね。
この4つの「全世界株式インデックス・ファンド」の何が違うの??
疑問に感じた方は、過去の記事を参考にしてくださいね。(↓新しいタブで開きます。)
低コストの株式インデックスを使って積立投資を続けよう!
冒頭の記事では、気になる指摘もありました。その一部を引用します。
インデックスファンドの信託報酬率も低下傾向にあり、業界最低水準と比較してそん色ないファンドもある。(中略)これほど水準が低くなると、「0.0968%」と「0.09372%」の「年0.00308%」の報酬率の差が実質的にどの程度の運用成果の違いとして出てくるのだろうか?単純に計算すると100年で0.3%の差であり、大きな違いとは意識されないように感じる。
確かに、3月24日の「たわらノーロード」シリーズの信託報酬の引き下げの結果、神経質になるほどの差はなくなりました。信託報酬「年0.00308%」の差は、誤差。
今後は、インデックス・ファンドとしても運用の上手さ・商品の質(運用資産残高や資産流出金額の差)が、私たちが注目すべき点となりますね。
「たわらノーロード」シリーズが、投資信託ランキングに食い込んでくるのか!?
今後の注目ポイントですね。
投資が趣味でも仕事でもない普通の人は「株式インデックス・ファンド」を愚直に積み上げるだけで、資産形成が完結します。
それこそ、「稼いで貯めて増やす」資産形成のプロセスそのものに充実感を覚えるなら、全世界株式インデックス・ファンド1本と長く付き合えばOKです。
結局のところ、
非課税枠(NISAやiDeCo)の活用して、
低コストの代表的な株式インデックスを使って積立投資を始め、
低コストの代表的な株式インデックスを使って積立投資を続け、
低コストの代表的な株式インデックスを使って定率売却をする。
これで資産形成は、ほぼ完了。
そんなことを感じた記事でした。
まとめにかえて。
この記事では次の内容で紹介しました。
「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」2022年12月に続き3か月連続同率首位!
トップ10に、全世界株式インデックス・ファンドが4本ランクイン!
トップ10は、全て低コストのインデックス・ファンドが独占!
積立投資は確実に増えています。
とても素晴らしいことだと思います。
このブログでは、微力なら引き続き情報発信を続けて、積立投資の普及と継続のお役に立っていきたいです。
引き続き、こういったランキングを確認しつつ、感じたことを紹介していきたいと思います。
いつも本当にありがとうございます!
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