【何を買う?積立投資の参考に!】ネット証券の投資信託積立件数ランキング(22年2月)
こんにちは! マメ助です。(Twitter@2020mamesukeFP)
モーニングスターの公式サイトで参考になる投資信託のランキングが発表されています。
「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」がジャンプアップ=ネット証券の投信積立契約件数ランキング22年2月🔗
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今回は、こちらの記事にある内容に触れつつ、これから投資信託を購入しようとしている人に、私たちの実践していることを紹介します。
最後までご覧いただき、資産運用のヒントにしていただければ幸いです。
ネット証券の投資信託の積立契約件数ランキング
(図1)は、2月のネット証券の投資信託積立契約件数のランキングです。
第1位、第2位は先月から変わりません。
第1位(eMAXIS Slim 米国株式(S&P500))
S&P Global Ratings社の米国株式指数(S&P500種指数)に連動する投資信託です。
第2位(eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー))
MSCI社の全世界株式指数(ACWI)に連動する投資信託です。
第1位、第2位の順位はほぼ変わっていませんね。
株式投資信託の定番商品と言えます。
第3位以下は?
第3位と第4位は、久々にランクアップした「SBI・V・S&P500インデックスファンド」と「先進国株式インデックス・ファンド」です。
第3位は、米国株式指数(S&P500種指数)に連動する投資信託ですね。
また第4位の投資信託は、MSCI社の日本を除く先進国株式指数(MSCI コクサイ指数)に連動する投資信託です。
MSCI社とは、モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(米国の企業)の会社名の略称です。代表的な株式指数を開発・提供してます。
公式サイトはこちら→https://www.msci.com/
MSCI オール・カントリー・ワールド・インテックス(ACWI)って??
実際のところ、「MSCI オール・カントリー・ワールド・インテックス(ACWI)」と「MSCI コクサイ指数」って正直、よく分からないんだよね。
Aさんのような人のために、公式サイトから情報を引用しつつ順番に紹介していきます。
参考:MSCI社の株式指数を比較(ACWI)
(図2)は、MSCI ACWIの構成内容を示しています。MSCI ACWIは2つの指数から構成されています。
- MSCI ワールド・インデックス(先進国株式指数:1,559社)
- MSCI エマージング・マーケッツ・インデックス(新興国株式指数:1,406社)
①の先進国株式と②の新興国株式を合わせて、全世界株指数(約3,000社)を構成しています。
各市場の大型・中型株式を中心とした時価総額加重平均の約85%をカバーしているのが特徴です。
公式のファクトシートはこちら→ MSCI ACWI Index (USD)🔗
米国株式の割合は、約60%を占めています。米国の構成指数(MSCI USA)は625社で構成されています。
S&P500種指数は、約500社で構成されていますので、MSCI USA指数の方が構成銘柄数が多いことが分かります。
積立設定のトップ10のうち、インデックス・ファンドは9本
第6位の「ひふみプラス」以外は、全てインデックス・ファンド!
積立契約件数ランキングを見ると「ひふみプラス」以外は、インデックス・ファンドです。
この傾向は、、ネット証券口座での傾向ですが、つみたてNISAが始まった2018年以降、低コストなインデックス・ファンドを購入できる環境が急速に整っていますね^^
マメ助家の実践は?
米国株式(S&P500、全米株式インデックス・ファンド)が人気ですが、我が家では構成銘柄数や国・地域をとことん分散したいと考えて、投資信託を選んでいます。
そのため、長期資産形成の軸となるつみたてNISAとiDeCo枠では、「全世界株式インデックス・ファンド」をメインに、毎月愚直に積み立てをしています。
そのうえで、絶好調の米国市場の成長をもう少し取り込みたいと考えた場合、私たちは「全世界株式インデックス・ファンド」に、「全米株式インデックス・ファンド」を特定口座でトッピングすればよいと考えています。
「全米株式インデックス・ファンド」 は、”SBI・V・全米株式インデックス・ファンド”のような、米国株式市場を丸ごと投資できる投資商品を選択ています。
「全米株式インデックス・ファンド」で、米国企業の約4,000社を投資できます。
もちろん、投資に正解はありません。「構成銘柄数の分散は不要だ!」という考え方にも賛成です。この辺りは、好みの問題かもしれませんね。
まとめ
ネット証券での積立契約件数ランキングを紹介しつつ、これから投資信託を購入しようとしている人に我が家で実践していることを紹介しました。
米国や全世界に投資する商品が上位に並んでいるので、「長期で積立投資を行うことによって、世界の経済成長を資産の成長につなげたい。」という経済学的に合理的な選択をしている人が増えている印象です。
このランキングの中では、ほとんど”正解!”と言える商品が並んでいるので、細かな違いに目くじら立てず、愚直に積立投資を継続していきたいですね!
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