2866 グローバルX 米国優先証券ETF
こんにちは! マメ助です。
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東証マネ部!で新しい上場投資信託(ETF)の紹介記事がありました。
2022年9月30日上場 2866:グローバルX 米国優先証券 ETF(新しいタブで開きます)
https://money-bu-jpx.com/news/article040499/
グローバルX社が、米国に上場しているETF(ティッカーシンボル:PFFD)に実質的に投資するものです。
https://globalxetfs.co.jp/funds/pffd/
同じような商品に、ブラックロック社のETF、iShares US Preferred Stock(ティッカーシンボル:PFF)があります。
https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/products/239826/ishares-us-preferred-stock-etf
これまでは、PFFD、PFFどちらも米国市場で、直接ETFを買い付ける必要がありました。
9月30日から上場される(2866)は、優先証券を対象とする国内初のETFで、円建てで米国の優先証券に投資できるものです。
優先証券とは?
マネックス証券で分かりやすい解説があるので引用します。
優先株式とは、株式と債券の中間に位置する有価証券のことです。優先証券やハイブリッド証券などとも呼ばれており、企業の配当の支払いにおいて、普通株式よりも優先される株式です。配当の支払いにおいては有利な扱いを受ける株式ではあるものの、株主総会での議決権はありません。
https://info.monex.co.jp/news/2019/20190802_01.html
株式と債券を掛け合わせたような商品とも言われています。特徴は2つ。
①普通社債よりも、比較的高い利回り(5~6%)
②普通株式よりも、相対的に小さい価格変動幅(ボラティリティ)
優先証券ETFは、そういった特徴を備えた優先株式へ分散投資する商品です。
また、代表的な米国株式指数S&P500と異なる値動きとなりやすいので、分散投資の手段として活用されることもあるようです。
経費率は?
主な3つの優先証券の経費率は、次のとおりです。
ティッカーシンボル | 経費率 |
PFF | 0.46 % |
PFFD | 0.23 % |
2886 | 0.255 %(税込0.2575%)程度 |
運用実績は?
7月末時点で、年初来▲10~12%(ドルベース)の値下がりとなっています。
設定来では、+3~4%(ドルベース)となっています。
大きく資産を増やす商品ではないので、投資目的を明確にしたいですね。
どちらかと言えば、債券よりもリスクを取っていいので利回り(インカム)を狙う人向けの商品特性がある気がします。
まとめ:商品の特徴をよく知り、投資目的に合った商品を購入しよう!
今回は、国内初の優先証券ETF(2866)を取り上げました。
優先証券は、債券と株式を掛け合わせたような金融商品です。
企業の配当の支払いでは、普通株式よりも優先される株式です。
しかし、配当の支払いでは有利な扱いを受ける証券ですが、株主総会での議決権はありません。
その特徴は、主に2つ。
①普通社債よりも、比較的高い利回り(5~6%)
②普通株式よりも、相対的に小さい価格変動幅(ボラティリティ)
主にインカム・ゲインを狙う商品で、株式のようなキャピタル・ゲインは期待できません。
債券よりもリスクを取っていいので利回り(インカム)を狙う人向けの商品かもしれませんね。
我が家は、まだまだ資産形成期。
株式インデックス・ファンドを中心とした長期的な資産形成をしていますので、あまり成長力のない商品には投資しない方針です。
将来的には、資産を守りながら活用したタイミングで、こういった商品があれば分散投資の選択肢として検討する。
そういった温度感で関わっていきたいと思っています。
この記事が、皆さんの資産形成のお役に立てれば幸いです。
では、良い資産形成を!
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追記:2022年11月8日
グローバルXより「2868 グローバルX S&P500・カバード・コール ETF」が東京証券取引所に上場されました。
こちらも”インカム系”金融商品となっていますね。
投資目的にあった適切な商品を選んで、資産運用を行っていきたいですね。
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